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Jett Hellmet がお送りするJetでRockな随筆
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先日、自分達に『虜フリーク』って名前を付けている人達と
コンクリートに囲まれた窓もない密室で2時間ばかり御一緒させて頂く機会がありました
何をしていたかは記述しませんが、その心中お察し下さい

ウワサによると彼らは来月7月の24日に『下津町立シラス会館』みたいな名称の建造物の内部で
楽器を持ってふざけている所を不特定多数の人々に見てもらう という行事を行うらしいです

よくわからないですが要は彼らがいつもやっている事だと思います

聞く所によると入場は無料らしいです
まぁ楽器持ってふざけてるとこ見るのに金払いたくないですけどね
どうやら主催者が費用をどうにかしてくれるらしいです
たから無料らしいです
太っ腹ですね主催者様

他にはバンドがいくつか出るらしいですが、そんなイベントに彼らが呼ばれるって変な感じですよね
もしかしたらこの主催者様、『虜フリーク』って名前付けてる人達が演奏するとでも思ってんぢゃないでしょうか

だとしたらトンでもない勘違いですよ
演奏なんかするわけないのに…

まぁでももしヒマだったら、
彼等が大きい舞台で楽器持ってふざけてるトコ
見に行ってやってくださいな

もちろん私も見にいきますよ

間に合えばね

-白シャツ-
1個目だけがGなのは決して間違ったんぢゃありません
意味があっての事です
Gとは…自慰のG
Jとは…ジャンキーのJ
すなわちMTOKは彼は引きこもってる間に ただの"Gマニア"から"G-Junky" になっていたのです
ちなみにMTOKは虜…ではマイクを使いません
でもそれは声がデカイからマイクがいらないんぢゃなくて
ただただヤル気がないだけだと思います

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-白シャツ-
あなたが赤いギターを使っているのは、あの時の彼の赤いギターに憧れての事…
とあなたの友人に聞きましたよ
あなたの友人のMTOK KOGに聞きましたよ
憧れてるなら顔面にシリコン注入して肥大させて下さい
目安はバレーボールの2.5倍です


『F.A.D』の彼
1年間の引きこもりの後、友人のMTOK KOJのおかげでなんとか社会復帰できて
人前でベースなんぞ弾いていましたが
最近どうやら『喉元すぎれば熱さ忘れる』言うんですかね
歌ってるらしいぢゃないですか
性懲りもなく、またギターボーカルって…

今の所まだライブハウスに現れてるみたいですが
どうやら先日のライブのDVDがあるらしく

それ見たらまた引きこもるんでしょうな
たぶん…
そんな予感します

だってそんな事、本人が一番よくわかってますから…
 


東京に住む友人と東京に住む友人のバンドのメンバーとの会食から一足先に抜け出した彼
まさしく、抜け出した安堵感からか一気に酔いが回って廃人のようになっていた

彼はステージにいた
彼には店を出てからステージが始まるまでの記憶が一切ない
前日の出来事や当日会食をした店を出るまでの事はハッキリと覚えていたが
その後の記憶は一切なかった
ただ本番が始まって数分間の出来事だけは鮮明に覚えていた

会場には彼が持ち込んだPUFFYの曲が流れていた
その曲がやんで客席の灯りが落ちる
いよいよ本番が始まる
彼の衣装はPUFFYの二人の顔がプリントされたTシャツ
決して街中では着られない代物だ
PUFFYのTシャツにPUFFYのSE

「PUFFY大好き F.A.D!」

と叫んで始めるつもりだった
おもしろいかおもしろくないかは別にして それで自身を奮い起こすつもりだった
しかし彼は酔っていた
そんな事は完全に忘れていた

彼は何も思い付かなかった
何かを言うつもりだった事は覚えていたが、それが何だったかは思い出せなかった
それまでポワンとしていた頭が徐々に覚醒し呼吸が荒くなっていく
彼は何も思い出せなかったし別の何かも思い付かなかった
脈は早まり額には汗が滲みだしていた

「イェイ」

突然彼は叫んだ
叫んでしまった
決して構えた言い方ではない
つい口に出てしまった言い方だった

静まりかえる客席
いつもなら数人の友人が「イェイ」なり なんなりを返してくれる場面
しかし一切の声がない

狼狽える彼
始めの経験
一切の予想すらしていない状況

呼吸は益々荒く全身に汗が吹き出した
震える声で彼はもう一度叫んだ

「イェ~ッ」

なお一層静まりかえる客席
水を打ったように…正にそんな感じだった

もう一度…と彼は思ったがもぅ声がでなかった
そして段々と意識が薄らいでいったのだった


彼は敗れた
酒と緊張と、それに伴う冷ややかな視線に敗れ去った

もう何がどうなったのか、夢のようで、そして地獄のようなステージは終わった

 

そしてその後1年の間、彼をライブハウスで見る事は

 なかった

             -完-
 


"うんざり"と"うっちゃり"について学んだ彼は
東京に住む友人と東京に住む友人のバンドのメンバーと共に食事に来ていた

彼は普段、ライブ前に食事はしない
だがこの日は東京の友人に誘われたので行く事にしたのだった
と言うより東京に住む友人のバンドに同行したかった
彼は東京に憧れていた

同じテーブルを囲む彼と東京に住む友人と東京に住む友人のバンドのメンバー
彼は緊張していた
なぜなら彼は元々コミュニケーションFxxKであるし、
その上、東京の人を見ると緊張してしまう田舎者コンプレッサーを搭載しているからだ

店の人がオーダーを取りにやってきた
コミュニケーションFxxKの彼の脳はフル回転した

(どうするんだ みんなでワケワケして食べるのか それとも個人個人で?
  ワケワケして食べるのは唯一部外者の私には荷が重い
  ここは率先して個人で食べる物をオーダーして、その流れを作ろう!)

「すいません、ホルモンつけ麺下さい」

その直後

「ぢゃあさ 適当に頼んぢゃって みんなで摘まんぢゃおっか」
「そうだね (一同)」

彼の目の前で何かが崩れさった
彼の緊張度1.5倍
居心地の悪さヒートアップ
みんな和気あいあいと様々な物を摘まみながら談笑する中、1人ホルモンつけ麺をすする彼
標準語が飛び交う
談笑する東京の人々

彼は飲んだ
言葉は発さず不自然な笑顔でひたすら飲んだ
飲むしかなかった
居心地の悪さに彼は飲むしかなかったのだ
彼の焼酎ロックはまるで蒸発するかのように減っていく
グラスがあっという間に空になる
普段はあまり気がきかないが、そんな時だけ妙に気のきく東京に住む友人

「焼酎は?」
「あぁ…飲もかな」

つけ麺ツルツル 焼酎グビグビ

「焼酎は?」
「あぁ…飲む」

つけ麺ツルツル 焼酎グビグビ

「焼酎は?」
「飲むぅ~」

飲みすぎていた
彼は飲みすぎてしまっていた
緊張と居心地の悪さにツイツイ酒が過ぎてしまっていた


東京に住む友人のバンドのメンバーの1人が遅れてやってきた
開口1番、東京に住む友人に向かって

「昨日のバンド酷かったね~」

昨日のバンドでは東京に住む友人がドラムを叩いていた
後から現れた東京に住む友人のバンドのメンバーは
彼が昨日のベースを弾いていた事に気付いていない様子だ
彼の緊張は更に高まる

(どうしよう このまま気付かれずに あのベース最悪だったね
  なんて言われたら…メチャメチャ気マズなるやん)

焦る彼
後から現れた東京に住む友人のバンドのメンバーに必要以上に顔を向ける
満面の笑顔で

(気付いて!僕の存在に気付いて!)

速まる鼓動とシンクロする様に焼酎を飲むペースも速まる

グビグビ グビグビ

「焼酎?」
「の~むぅ~ぅ」

もぉダメだった
彼はただの酔っぱらいになっていた

 

そして彼のバンドの出番が迫っていた

 



  メタルは筋力ぢゃ~ッ!(ToT)

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